岩井山城跡 (別名:勧農城)
IWAISANJO
所在地:〒326-0046 栃木県足利市岩井町54
足利長尾の初代・景人が築いた城で、足利長尾氏の全ての始まりとも言える場所です。
渡良瀬川の真ん中に建ち、川が天然の要害(防御施設)となっています。
享徳の乱における古河公方と関東管領(上杉氏)との争いでは、ここを前線基地として戦いが起こりました。その後、3代・長尾景長が本拠地を両崖山に移しました。
金刀平神社の石碑には足利で活躍した人物の名前が刻まれています。
石垣などは残されていませんが、当時足利長尾氏は上杉家の家臣で、まだ石垣の技術が伝わっていなかったと思われます。
後に北条氏の配下になってから入ってきた技術により、金山城(群馬県太田市)や唐沢山城(栃木県佐野市)のような石垣のある城が造られたのではないかと言われています。
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