足利学校
ASHIKAGAGAKKO
所在地:〒326-0813 栃木県足利市昌平町2338
足利学校の創建については、奈良時代説・平安時代説など諸説ありますが、室町時代には関東管領・上杉憲実が現在国宝に指定されている書籍を寄進し、足利学校を再興しました。
足利学校には77冊の国宝書物があり、「庫裡(くり)」には、上杉憲実とその息子の憲忠が寄進した貴重な書籍が展示されています。
戦国時代には憲実が寄進した書を巡って全国から集まった学徒が、中国の易学・兵学・天文学などを勉強して栄え、キリスト教の宣教師フランシスコ・ザビエルは「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介しました。
日向国(現在の宮崎県)から来た堀川国広も、様々な人が集まる足利学校の一角で刀を打っていたと言われます。
「大成殿(孔子廟)」には1535年(天文4年)に作られた孔子坐像が祀られていますが、孔子坐像の造立には、当時足利荘の代官であった4代・長尾憲長が関わっていたと伝えられています。
▼足利学校をYouTube「足利ちゃんねる」で紹介しています。ぜひご覧ください!
#4 足利学校
足利市在住YouTuber:UZUMAXさん史跡足利学校学芸員:大澤さん